報道発表資料
【通知】環境紙芝居について(お知らせ)
2008.06.25 九州地方環境事務所
環境省では、自然環境や地球温暖化等に関連する様々な環境問題を、小中学生向けにわかりやすく紹介した環境紙芝居を製作しました。
この紙芝居は、絵本作家である牛嶋浩美さんの素敵なイラストを見ながら、環境問題がわかるようになるとともに、自らの生活を振り返ることができるような様々な問いかけを行うものです。
九州地方環境事務所では、主催のイベント等で活用するほか、各地でのイベント等への貸し出しも予定しています。
1.環境紙芝居(A2版(420mm×594mm)1セット15枚)の概要
国立公園、生物多様性、地球温暖化、砂漠化、廃棄物・リサイクル対策などの環境問題を紹介する15枚の紙芝居が1セットになっています。また、環境紙芝居の裏には読み手がクイズ等をできるように最新の環境データも掲載しています(紙芝居のイメージは別添1参照)。
- 【1】「日本の国立公園~29の日本の代表~」
- 日本には多様な自然があり、その自然の代表として、29の国立公園があることを紹介しています。
- 【2】「レンジャーと一緒に自然を守ろう」
- 自然環境を守るレンジャーやアクティブ・レンジャーの仕事や、国立公園を守るには皆さんの協力が必要であることを紹介しています。
- 【3】「国立公園の自然を楽しもう」
- 国立公園の自然を守っていくとともに、そのすばらしい自然を体験してもらうことを呼びかけています。
- 【4】「いのちと暮らしを支える生物多様性」
- 地球上には、いろいろな生きものたち、自然があることで、私たちのいのちと暮らしは支えられていることを紹介してします。
- 【5】「レッドリストの動物たち」
- 日本の絶滅のおそれのある動物たちや、それらの動物たちがなぜ絶滅のおそれにあるのかを紹介しています。
- 【6】「外国から連れてこられた動物たち~自然の中で逃がさないで~」
- 本来の生息でないところで生息・生育している外来種の生きものや、それらが野外に放たれると本来の自然環境に影響が出ることを紹介しています。
- 【7】「サンゴの海の危機」
- 水温の上昇などによるサンゴの白化やオニヒトデの食害など、サンゴに迫る危機を紹介しています。
- 【8】「大丈夫。たすけてあげるからね」
- 地球温暖化により北極の氷が溶けて、取り残されたシロクマをどのようにすれば助けてあげられるか問いかけます。
- 【9】「地球温暖化がすすむと・・・」
- 地球温暖化により南極の氷が溶けると、ペンギンの生息に影響が出たり、南の島では海岸が削られたりしていることを紹介しています。
- 【10】「砂漠化がすすむと・・・」
- 世界各国で砂漠化が進んでおり、砂漠化により私たちの生活にも影響が出ることを紹介しています。
- 【11】「二酸化炭素(CO2)を出す私たちの生活」
- 私たちは、生活のあらゆる場面で二酸化炭素を出しており、私たちのライフスタイルに見直す点はないか問いかけています。
- 【12】「二酸化炭素(CO2)を吸収する森や草原」
- 地球温暖化をもたらす二酸化炭素は、森や草原や湿原が吸収してくれることを紹介しています。
- 【13】「ゴミを捨てると・・・」
- ごみをポイ捨てすると、生きものなど自然環境に影響があることを紹介しています。
- 【14】「3Rは大切」
- ごみを少なくなるよう工夫すること、これまでごみとして捨てていたものを大切な資源として繰り返し使うことを呼びかけています。
- 【15】「MOTTAINAIが地球を救う」
- 日本人のものを大切にする気持ちから誕生した「もったいない」という言葉を合言葉に、環境に配慮した生活を心がけることを呼びかけます。
2.貸し出しについて
環境学習等の用途に本紙芝居を利用される場合は、別添2により別添3の事務所までお申込みください。 なお、希望多数の場合や利用目的がふさわしくないと判断された場合等には、ご期待に添えない場合がありますので、ご了承ください。
貸し出しにあたっての留意事項は以下のとおりです。
- (1)
- 紙芝居の使用料は無償ですが、送料等については、全て利用者側でご負担いただきます。(原則として、紙芝居の発送に要する費用は、環境省側から利用者側の料金着払いで送付し、返却の場合は、利用者側の元払いでお送りください。)
- (2)
- 通常とは異なる利用等によって紙芝居を著しく破損した場合は、その補修費用を請求させていただくことがあります。
お問い合わせ
九州地方環境事務所
国立公園・保全整備課長 西村 学
担当 仲山 真希子
TEL:096-214-0336