報道発表資料
【開催予定】シンポジウム「熊本発 地球との共生 ~世界との接点 税関~」の開催について
2008.1.17 九州地方環境事務所
九州地方環境事務所は、長崎税関とともに、「熊本発 地球との共生 ~世界との接点 税関~」と題し、熊本市において、環境保全と税関の役割に関するシンポジウムを開催しますので、お知らせいたします。
1.開催の趣旨
昨夏の猛暑は、地球環境の危機を実感させて余りあるものであった。私たち人間の活動は、地球を壊しつつある。しかし、私たちが生きていけるのは地球しかなく、地球との共生が世界の課題となっている。九州はその出発点の宝庫だ。
九州には多様で時には過酷な自然が各地にある。歴史的にそれとうまく折り合い、共生してきたのが九州の特色である。
例えば熊本。熊本のシンボルである阿蘇山に広がる草原を源とする豊かな水と緑があふれる街であり、これらの環境を保全・再生しつつ享受することが必要となっている。
税関は、物の流れにおいて世界との接点に位置する。日本の、そして世界の人々の暮らしを向上し、経済を発展させていくためには、人や物の国境を越えた移動の拡大が不可欠であり、税関の役割はますます重要となっている。また、貿易と環境との係わりは日を追って深まってきており、税関も環境問題に真正面から取り組んでいかなければならない。
地球との共生を図り、健全な経済発展を図りながら、国民の安全、安心を守る。その新しい取組を九州から発していこうではないか。こう考え、環境省九州地方環境事務所と財務省長崎税関は協同して九州各地で連続シンポジウムを開催し、その第三弾を熊本市において開催します。
2.開催日時等
- (1)日時
- 平成20年2月16日(土)13:30~16:00
- (2)場所
- 熊本市総合体育館・青年会館ホール(熊本市出水2-7-1)
- (3)主催等
- 主催:環境省九州地方環境事務所、財務省長崎税関
後援:熊本県、熊本市、熊本県立大学、熊本商工会議所 - (4)会場参加者
- 一般市民から公募いたします(参加費用は無料)。
- (5)内容
-
第1部:講演
[1] 「森の都・熊本と美活同源」
講演者:蓑茂 寿太郎 熊本県立大学理事長(日本造園学会会長)
[2] 「阿蘇草原」
講演者:小野寺 浩 鹿児島大学学長補佐(元環境省自然環境局長)
[3] 「世界との接点 税関」
講演者:伊藤 哲夫 財務省長崎税関長
第2部:パネラーによるディスカッション及び会場参加者との意見交換
蓑茂 寿太郎 熊本県立大学理事長
小野寺 浩 鹿児島大学学長補佐
伊藤 哲夫 財務省長崎税関長
黒瀨 英治 環境省九州地方環境事務所長(コーディネーター)
3.会場参加者の募集方法
(1)募集方法
- [1]環境省九州地方環境事務所又は長崎税関のホームページから応募
- ○環境省九州地方環境事務所 URLhttp://kyushu.env.go.jp/pre_2007/kumamoto.html
○財務省長崎税関 URLhttp://www.customs.go.jp/nagasaki/ - [2]はがき、FAX、Eメールで申し込む場合は、「環境省・税関合同シンポジウム参加希望」と明記のうえ、期限(平成20年2月14日必着)までに、郵便番号、住所、氏名、電話番号(連絡先)を記載するとともに、環境問題又は税関の仕事についての意見・ご質問などがある場合は付記のうえ、次のいずれかの機関に申し込む。
環境省九州地方環境事務所 | 財務省長崎税関 |
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・はがき、FAX |
はがき、FAX |
(2)選考方法
原則全員参加可能ですが、会場の収容人員の都合上先着順とさせていただく場合がありますのであらかじめ御了承ください。
4.今後の予定
熊本市での開催以降、以下のとおり連続シンポジウムを開催することを予定しております。
<開催予定地及び開催時期等>
- 五島発
- 地球との共生 -世界との接点 税関- 平成20年3月
- 奄美発
- 地球との共生 -世界との接点 税関- 平成20年3月
- 長崎発
- 地球との共生 -世界との接点 税関- 平成20年6月
5.その他
- (1)会場には、報道関係者席を準備いたします。
- (2)取材は自由ですが、会場準備の都合上、希望される場合は、平成20年2月14日(木)までにFAX(096-214-0354)によりお申込みください。