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「やんばる(山原)」とは「山々が連なり、鬱蒼とした常緑広葉樹の森が広がる地域」という意味を持ち、具体的には沖縄島北部を示す言葉ですが、地域範囲に関して明瞭な定義はありません。かつては現在の金武町、恩納村以北の1市2町9村が「やんばる」と呼ばれていましたが、しだいに「やんばる」と呼べる範囲が狭まり、現在では名護市以北がやんばる地域の概念となっています。
また、ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネをはじめとする希少動物の集中する「やんばるの森」は、塩屋湾と平良湾を結んだライン以北の地域で、国頭村、大宜味村、東村にひろがっています。