報道発表資料
2017年09月05日
- その他
【お知らせ】ヒアリに関する諸情報はこちらをご覧ください
那覇自然環境事務所管内のヒアリに関する諸情報
特定外来生物として指定されているヒアリ(Solenopsis invicta)は、体長2.5~6mm程度、赤茶色をした有毒のアリです。世界では北米や中国、台湾等にも外来生物として侵入・定着しており、世界各地で大きな問題となっています。これまで日本では侵入は確認されていませんでしたが、平成29年5月26日に兵庫県尼崎市において発見されて以降、各地の港湾やコンテナ内等で見つかっており、侵入初期の段階と考えられます。
国内で見られるアリ類約300種のうち、沖縄県内ではほぼ半数にあたる種が確認されており、ヒアリとよく似た色彩・大きさのアリ類が多く存在します。一方で、中国・台湾と地理的・気候的に近く、貿易も行われていることから、ひとたび侵入を許せば、定着に至る可能性が十分にあります。
那覇自然環境事務所では、自治体や港湾関係者等の関係機関、研究者の方々とも連携を密にしながら、ヒアリの監視に取り組んでいます。また、沖縄県では外来種対策の一環として、平成28年度から「外来種対策事業(ヒアリ等対策)」を実施しています。
・チラシ『ヒアリ!?ハッと思ったらまずチェック!!』【PDF 1.6MB】
(那覇自然環境事務所、沖縄県自然保護課、沖縄科学技術大学院大学( OIST) OKEON美ら森プロジェクト)
・那覇港(那覇新港)におけるヒアリ等の調査・防除の実施について(平成29年8月18日)
・那覇新港におけるヒアリの調査状況報告について(平成29年7月4日)
・那覇港におけるヒアリ等確認調査について(平成29年7月1日)