報道発表資料

2016年05月06日

イリオモテヤマネコの交通事故発生について(お知らせ)

 5月4日(水)19時56分頃、クーラ川付近の県道上でイリオモテヤマネコの交通事故による死亡が確認されました。死亡したのはオスの亜成獣で、今年に入って3件目の交通事故発生となります。5月の時点で昨年の事故発生件数と同じ数の事故が確認されています。
 西表島で車を運転する際には、法定速度を守ってスピードを控えるとともに、野生動物の飛び出しに十分注意して下さい。ヤマネコの目撃が多発している区間には移動式看板を設置していますので、付近では十分にご配慮お願いします。

1.事故の概要

①発見日時:平成28年5月4日(水) 午後19時56分頃

②場所:クーラ川付近の県道路上(別紙1.位置図参照)

③個体の状況:体重2,720g、体長515mm、雄 亜成獣

2.発見時の状況

5月4日(水)午後19時56分頃、クーラ川付近(字上原)の県道路上でイリオモテヤマネコの交通事故が発生しました。発見者から西表野生生物保護センターに連絡が入り、センター職員がイリオモテヤマネコの死体を回収しました。死亡個体はオスの亜成獣です。

死体はセンターにて、計測、一次検査等を行った後、専門家による詳しい死因究明のための病理検査、寄生虫検査等を実施するため、鹿児島大学共同獣医学部獣医学科に搬送する予定です。

3.イリオモテヤマネコの交通事故の発生状況

・ イリオモテヤマネコの交通事故は記録が残っている1978年以降、72件目(うち69件で死亡確認)。

・ 最近のイリオモテヤマネコ交通事故件数。

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

交通事故件数

5件

2件

2件

6件

4件

3件

3件

※2013年は過去最多件数。

4.傷病及び死亡個体発見時の連絡

今年3件目のイリオモテヤマネコの交通事故が発生しました。今年は5月の時点で昨年の事故発生件数の3件と並ぶ数の交通事故が発生しており、今後も更に交通事故が発生するおそれがあります。これ以上の事故を起こさないために、西表島で運転する際にはより一層の注意をお願いいたします。

特に4月から8月にかけてはヤマネコの出産・子育て時期にあたり、親子連れのヤマネコ、仔ネコが道路で頻繁に目撃されるようになり、事故に遭いやすくなる時期です。西表島では全島的にイリオモテヤマネコの目撃情報がありますが、特にイリオモテヤマネコの目撃情報や交通事故が多いところにはイリオモテヤマネコの道路標識やゼブラゾーンが設置されており、直近の目撃情報が多い箇所には移動式の注意看板を設置しています。車両でその付近を走行する際には、特に夜間は十分周囲に注意して急な飛び出しがあっても安全に事故を避けることができるくらいまでスピードを落として運転していただきますようお願いします。

イリオモテヤマネコを目撃した、衝突してしまった、死体を発見した、などの場合は、365日24時間いつでも対応できる体制を取っていますので、西表野生生物保護センター(Tel:0980-85-5581)に至急の通報をお願いします。万が一、交通事故の当事者となってしまっても、故意でない限り罪に問われることはありませんので、より迅速な救護と今後の対策に役立てるためにも情報をお寄せ下さいますようお願いします。

【傷病及び死亡個体発見時の連絡先】

Tel:0980-85-5581(環境省西表野生生物保護センター)24時間連絡可

沖縄県政記者クラブ

八重山記者クラブ

同時発表

環境省 那覇自然環境事務所

所長 西村 学

担当:西表自然保護官事務所

   自然保護官 相原 百合

電話:0980-84-7130

(西表野生生物保護センター)

添付資料

  • アクティブレンジャー日記 九州地区(リンク)
  • 環境省Twitter(リンク)
おすすめサイト
世界自然遺産候補地(リンク)
石西礁湖自然再生(リンク)
EPO九州(リンク)
やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館(リンク)
奄美野生生物保護センター(リンク)
漫湖水鳥・湿地センター(リンク)
ページ先頭へ