報道発表資料

2012年11月29日

報道発表 : 交通事故により保護されたカンムリワシの放鳥について

那覇自然環境事務所

 平成24年10月9日に石垣市字宮良の宮良橋付近で保護収容したカンムリワシについて、十分に体力が回復したと判断されたため、下記により石垣島内にて放鳥することとしましたのでお知らせします。
 なお、今回の放鳥は石垣市博物館が主催する「こども博物館教室」の一環として参加者が見学することとしています。

1.放鳥日時

平成24年12月1日(土) 午前10時30分

2.放鳥予定場所

放鳥場所 石垣市字宮良 なごみの里(別添地図参照)

3.救護の経緯

 今回放鳥する個体(幼鳥)は、平成24年10月9日午前9時40分頃、石垣市字宮良にある宮良橋付近(別添地図参照)で交通事故にあったとみられ、動けなくなっていたところを保護し、たまよせ動物病院(沖縄県野生動物救護獣医師)に搬送されました。
 当該動物病院で獣医学的治療を行った結果、リハビリへと移行できる状態になったと判断されたことから、10月18日にやいま村(沖縄県傷病野生鳥獣保護飼養ボランティア) のケージに移してリハビリを開始しました。
 その後野生復帰が可能なほど体力を取り戻したと判断されたことから、放鳥個体の脚にDの文字が書かれた赤のカラーリングを装着し(別添写真参照)、放鳥することとしました。
 当該個体を目撃した際には、カンムリワシリサーチまでご連絡頂きますようお願いします。収集された情報は今後のカンムリワシ保護活動の貴重なデータとして活用します。

○連絡先 :
カンムリワシリサーチ
kresearch526@yahoo.co.jp

4.その他

 石垣島における本年のカンムリワシの保護個体及び死体の収容は、交通事故による6件(内3件は死亡、1件は平田家畜病院(沖縄県野生動物救護獣医師)で現在も治療中、1件は放鳥済み、そして今回放鳥に向けてリハビリ中の1件)、衰弱による2件、原因不明の死亡1件の合計9件となっています。特に、交通事故については、昨年平成23年の計7個体に迫る勢いです。
 また、カンムリワシの傷病個体や死体を発見した際は、各島の環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所(0980-82-4768)または西表野生生物保護センター (0980-85-5581)に連絡してください。
 交通事故の場合は、特に事故当事者による通報が迅速な回収・救護を可能にし、命が助けられる可能性が高まります。また、事故を起こしてしまった場合でも、故意でない限りは罪に問われることはありません。その後の事故対策を考える上でも極めて重要となりますので、万一の場合は是非ご協力下さいますようお願い致します。
 なお、今回放鳥予定のカンムリワシは、沖縄県の傷病野生鳥獣救護事業に基づきたまよせ動物病院及びやいま村で治療、リハビリを行った結果、野生復帰が可能となったものです。

参考写真 : 放鳥予定個体
放鳥予定個体

放鳥位置図
放鳥位置図

  • アクティブレンジャー日記 九州地区(リンク)
  • 環境省Twitter(リンク)
おすすめサイト
石西礁湖自然再生(リンク)
EPO九州(リンク)
やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館(リンク)
奄美野生生物保護センター(リンク)
漫湖水鳥・湿地センター(リンク)
ページ先頭へ