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沖縄奄美自然環境事務所

報道発表資料

2012年07月03日
  • その他

報道発表 : ラムサール条約湿地の新規登録について

那覇自然環境事務所

 本年7月6日~13日に開催されるラムサール条約第11回締約国会議(ルーマニア・ブカレスト)にあわせてラムサール条約湿地登録簿に沖縄県宮古島市の与那覇湾が本日7月3日付けで新たに掲載されますのでお知らせします。
 7日(土)に条約事務局から関係自治体への登録認定授与式が行われることとなっており、宮古島市からは市長が登録認定授与式に出席されます。与那覇湾の登録により、沖縄県内のラムサール条約湿地は、5カ所(1カ所増)となります。

(1)与那覇湾の特徴

 与那覇湾は宮古島の南西部に位置し、広大な干潟が発達しており、シギ・チドリ類を始めとする多くの渡り性水鳥類の採餌及び休息場所として利用されている。その中には環境省のレッドリスト絶滅危惧ⅠA類のクロツラヘラサギ、絶滅危惧ⅠB類のツクシガモ、絶滅危惧Ⅱ類のセイタカシギ、アカアシシギ等の希少な鳥類が含まれる。また、湾内にはリュウキュウスガモ、ベニアマモ及びホウバアマモなどからなる広大な海草藻場が広がる。これら海草類は東南アジア沿岸域では一般的に見られるが、我が国では琉球諸島にのみ見られ、分布の北限である。

(2)ラムサール条約登録湿地区域概況

面積 : 704ha
区域 : 別紙1

(3)与那覇湾のラムサール条約登録選定基準

別紙2

(参考資料)

区域図
別紙1 与那覇湾のラムサール条約登録選定基準 [PDF 148KB]
別紙2 ラムサール条約の概要 [PDF 199KB]
別紙3 新たにラムサール条約に登録される国内湿地の概要 [PDF 121KB]
別紙4 与那覇湾(ラムサール条約湿地)に生息する鳥獣類 [PDF 138KB]

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