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沖縄奄美自然環境事務所

報道発表資料

2011年10月12日
  • 開催案内

「いちむぬん うはなし会 ~生物多様性座談会in那覇~」の開催について

那覇自然環境事務所

 環境省は、10月25日(火)に「いちむぬん うはなし会 ~生物多様性座談会in那覇~」を那覇市で開催します。
 この会合は、平成24年度に策定する新たな生物多様性国家戦略に各地域の意見を反映するため、全国8箇所で開催している地域座談会の一環であり、奄美・琉球の各地域で活躍されているNPO、民間企業、地方行政等の方々から、先進的な取組を紹介いただき、情報発信を行います。
 また、今後の奄美・琉球各地域の連携を応援するため、生物多様性保全上重要な各地域のシンボルでもあるアマミノクロウサギ(奄美)、ヤンバルクイナ(やんばる)及びイリオモテヤマネコ(八重山)の各キャラクター(あまくろ、クイちゃん、まーや)がはじめて一堂に会します。

1.趣旨

 平成22(2010)年10月に開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、今後の新たな世界目標として「愛知目標」が採択され、各締約国はこの目標を踏まえた「生物多様性国家戦略」の改定等を行うことが求められています。
 これを受けて日本では、平成24年を目標に生物多様性国家戦略の改定を予定していますが、新しい戦略の実効性の高めるためには多様な主体の参加が不可欠です。
 このため、生物多様性の保全や持続可能な利用に向け先進的な取組をされている方々から意見を伺うことを目的とし、全国8箇所で地方座談会を開催します。

2.概要

[1]開催日時

 平成23年10月25日(火)14時00分~16時30分

[2]開催場所

 八汐荘 大ホール(那覇市内)
 ゆいレール「県庁前」駅から徒歩約5分
 ※駐車スペースがありませんので、公共交通機関を使ってお越しください。

[3]主催等

主催:
環境省那覇自然環境事務所
協力:
沖縄県環境生活部自然保護課、鹿児島県環境林務部自然保護課

[4]入場料

 無料(定員70名程度・事前登録不要)

[5]プログラム(予定)

14:00-14:05
主催者挨拶(環境省 那覇自然環境事務所長)
14:05-14:20
「生物多様性を取り巻く昨今の状況」(環境省説明)
14:20-15:35
取組み報告等
(途中休憩)
沖縄県環境生活部
『沖縄県生物多様性地域戦略の策定について』
川満 栄長(竹富町長)
『竹富町における取組みについて』
山川 安雄(NPO法人国頭ツーリズム協会・代表理事)
『やんばるにおける取組みについて』
高 美喜男(NPO法人奄美野鳥の会・副会長)
『奄美地域における取組みについて』
開 梨香(株式会社カルティベイト・代表取締役社長)
『沖縄県内における取組みについて』
15:45-15:50
フォトセッション
15:50-16:20
意見交換
16:30
閉会

(参考)「生物多様性国家戦略」について

 生物多様性条約第6条に規定されている生物多様性の保全と持続的利用のための国家的な戦略あるいは計画のことで、締約国はその状況と能力に応じて作成することとされている。
 この戦略では、条約に規定されている、生物多様性の保全、持続可能な利用の奨励、普及啓発に関する措置、研究の推進、悪影響の最小化、国際協力等多方面にわたる施策・計画が定められ、関連する部門での生物多様性保全、持続可能な利用への取り組みも求められる。
 日本では平成7(1995)年10月に最初の計画が閣議決定され、平成14(2002)年、平成19(2007)年、平成22(2010)年に改定されている。

別添資料

 別添 [PDF 307KB]

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