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報道発表資料

那覇自然環境事務所報道発表資料>2010年度

【お知らせ】「2010年イリオモテヤマネコ冬の交通事故防止キャンペーン」実施について

2010.10.25 那覇自然環境事務所

 イリオモテヤマネコの生息を脅かす大きな要因の一つとして、交通事故があげられます。冬季はオスネコの発情時期にあたり、その活動が活発になります。また、子ネコが独立する時期でもあり、ヤマネコの交通事故が発生しやすい傾向があります。
 このため、今期も以下の内容で地域住民や観光客への啓発を行い注意喚起を促すことを目的としたキャンペーンを実施します。ドライバーの皆様には事故防止へのご協力をお願いいたします。

2010年イリオモテヤマネコ冬の交通事故防止キャンペーン 実施内容の概要

【期間】

 平成22年11月1日から平成23年2月28日まで

【期間】

主催:
環境省那覇自然環境事務所
共催:
沖縄森林管理署、西表森林環境保全ふれあいセンター、沖縄県、竹富町、竹富町教育委員会、八重山警察署、西表石垣国立公園パークボランティア連絡会

【内容】

西表島内各所にポスターの掲示
西表島内各戸、レンタカー事業者、及び小中学校にチラシを配布
西表島内各所におけるチラシの配布、着ぐるみによるPR活動
レンタカー業者との協働による「安全運転宣言カード」開始
イリオモテヤマネコの交通事故防止ポスター展
注意標識の清掃
竹富町防災無線による広報
ヤマネコ観察会の実施
事業者や島民を対象としたイリオモテヤマネコの勉強会の開催
その他

 記録が残っている1978年以降の累計で、イリオモテヤマネコの交通事故死は52件起きています。交通事故はイリオモテヤマネコの生息を脅かす大きな要因となっています。
 冬季は、オスネコの発情期で活動が活発になるため、道路に出てくることも多くなります。また、子ネコの親離れの時期にあたり、警戒心の薄い子ネコが道路に出てくることが多くなります。そのため、冬期はイリオモテヤマネコの交通事故が発生しやすい傾向があります。西表島で自動車を運転される方は、特に夜間、スピードは控えめにして、道路上の野生動物に十分に注意していただくようお願いいたします。
 また、イリオモテヤマネコを目撃した・衝突してしまった・死体を発見した、などの場合は、24時間いつでも構いませんので、西表野生生物保護センター(0980-85-5581)に御連絡下さい。

添付資料

 チラシ表 [JPG 488KB]
 チラシ裏 [JPG 381KB]