報道発表資料
【お知らせ】衰弱により保護されたカンムリワシの放鳥について
2010.03.19 那覇自然環境事務所
平成22年1月11日に石垣市字桴海の県道79号線沿いで保護収容されたカンムリワシについて、十分に体力が回復したと判断されることから、3月20日に石垣島内で放鳥します。この際、野生復帰が適正に推移しているか確認するため、脚に個体識別のためカラーリングを装着する予定です。
1.放鳥日時
平成22年3月20日(土)午前9時
2.救護の経緯
今回放鳥する個体は、本年1月11日午後4時頃、石垣市字桴海の県道79号線沿いで動けなくなっていたところを保護し、たまよせ動物病院(沖縄県野生動物救護獣医師)に搬送されました。
当該動物病院及び平田家畜病院で獣医学的治療を行った結果、リハビリへと移行できる状態になったと判断されたことから、石垣やいま村(沖縄県傷病野生鳥獣保護飼養ボランティア)のケージでリハビリを実施しました。
その後、野外復帰が可能なほど体力を取り戻したと判断されたことから、脚にカラーリングを装着し、放鳥することとしました。
3.放鳥予定場所
放鳥場所 石垣市字桴海県道79号線沿い(米原三叉路交差点より北へ400m地点)
(一般の方の見学も可能です。)
4.備考
冬場から春にかけては、カンムリワシの餌となるヘビやカエルなどが少なくなるため、衰弱する個体が増えてくる傾向にあります。餌を求めて道路上に出る機会も多くなります。今年は特に交通事故により保護された個体も増えています。自動車走行時は法定速度を順守し、道路上の野生動物の動きには十分に注意してください。
本年は、石垣島において、衰弱により4件、交通事故により7件(内2件死亡、1件不明)が保護及び回収されています。昨年の年間交通事故件数6件を既に上回っています。
5.その他
今回放鳥予定のカンムリワシは、沖縄県の傷病野生鳥獣救護事業に基づき治療していたものです。