報道発表資料
【通知】クロツラヘラサギ３羽の収容について
2008.4.24 那覇自然環境事務所
４月23日午前に豊見城市の三角池において、クロツラヘラサギ１羽の死亡を確認し、また２羽が衰弱して動けずにいたため保護しましたのでお知らせします。
４月23日午前９時頃、一般の方より三角池（与根第一遊水池）のクロツラヘラサギが足にけがをしているようだと豊見城市生活環境課に電話連絡がありました。これを受けて豊見城市生活環境課と環境省の職員が現地に出向き、２羽の衰弱して動けない個体と１羽の死亡個体を収容しました。衰弱した２羽は傷病鳥獣として野生生物ドクターの動物病院へ搬送して治療を受けています。
今回、３羽が同時に死亡、あるいは保護されたことから、共通する原因がある可能性もあり、死亡した個体については沖縄県環境衛生研究所にお願いして、農薬等の検査を始めています。
また、死亡した魚がいくつか浮いていたことから、沖縄県環境保全課、南部保健所等において回収されたボラ及び水質についての分析を始めています。
今後、治療の経過や分析結果等については、適宜沖縄県等から連絡します。
問い合わせ：
環境省那覇自然環境事務所
電話：098-858-5824
担当：阿部
