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2007.07.23 那覇自然環境事務所
一昨日、国頭村の県道70号線で、交通事故によるヤンバルクイナの死亡個体が発見されました。
今年に入ってから14件目の交通事故になります。(うち10件は死亡事故)
2006年の13件を半年間で上回る過去最多の発生件数となってしまいました。
ヤンバルクイナの発見時の状況は、下記の通りです。
平成19年7月21日(土)16時25分
県道70号線17.1kmポスト地点(国頭村安田)
国頭村在住の女性が県道70号線を南方向に走行中、 走行車線路上にヤンバルクイナの死体を発見。連絡を受けたやんばる野生生物保護センター職員が死体を受け取った。頭部の変形、口からの出血、排泄口から内臓の脱出、右脚の骨折、左脚の脱臼などが確認できたことから、死因は交通事故によるものと判断した。発見場所は見通しの良いほぼ直線の路上で、車道中央には血痕が残っていた。
その後、死因を検査するためNPO法人どうぶつたちの病院に搬送された。
環境省 那覇自然環境事務所
所長 中島 慶二
担当:やんばる自然保護官事務所
自然保護官 福地 壮太
電話:0980-50-1025
(やんばる野生生物保護センター)