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報道発表資料

那覇自然環境事務所報道発表資料>2007年度

【開催予定】第3回やんばる地域の国立公園に関する検討会の開催について(お知らせ)

2008.2.12 那覇自然環境事務所

 やんばる地域の国立公園について、今後、環境省が具体的な調整作業を進めるに当たっての基本的な考え方を検討するための検討会を開催しますのでお知らせします。本検討会は、1月に続いて3回目で、今回が最終回の予定です。  検討会では、やんばる地域の国立公園はどのような国立公園を目指すべきか、またどのようなプロセスを経て作業を進めるべきか等の基本的な考え方について検討を行います。

1.目的

 「やんばる」と呼ばれる沖縄県国頭郡国頭村、大宜味村、東村一帯は、イタジイ(スダジイ)を中心とした亜熱帯照葉樹林が広がっており、ヤンバルクイナやノグチゲラをはじめとする多くの固有種、絶滅のおそれのある種が生息しており、世界的にも重要な地域となっている。
 平成8年の沖縄に関する特別行動委員会(SACO)最終報告を受けて、やんばるに位置する北部訓練場の過半が返還されることが決定したことから、環境省では、訓練場返還後、返還地を核とする優れた自然環境を有する地域を国立公園として適切に保全するとともに、地域の活性化が図られるよう調査等を進めてきている。
 本検討会では、具体的な調整作業を進めるに当たって、やんばる地域の国立公園はどのような国立公園を目指すべきか、どのようなプロセスを経て作業を進めるべきか等の基本的な考え方について、専門的知見及び地域の考え方を踏まえて検討を行う。

2.開催概要

(1)開催場所
財団法人環境科学センター会議室(浦添市字経塚)
(2)議事
1.やんばる地域の国立公園に関する基本的な考え方について
2.今後の進め方について

3. 検討委員(学識経験者は五十音順)

大島順子
琉球大学准教授、国頭村環境保全型観光推進アドバイザー
桜井国俊
沖縄大学学長
鹿野久男
財団法人国立公園協会理事長
玉置仁美
沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進本部推進アドバイザー
富川盛武
沖縄国際大学教授
仲原弘哲
今帰仁村歴史文化センター館長
西平守孝
名桜大学教授
横田昌嗣
琉球大学教授
上原康作
国頭村長
島袋義久
大宜味村長
伊集盛久
東村長

会議は公開で行います。取材・撮影等については、会議進行の妨げとならないよう配慮願います。