2020年9月24日
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2020年09月24日高校生とツシマヤマネコ事故防止の普及啓発動画を撮影しました!
対馬 中本合海
対馬自然保護官事務所厳原事務室の中本です。
高校の授業の一環で、ツシマヤマネコの交通事故防止及び、交通事故発生時のための普及啓発動画の撮影を行いました。
もしツシマヤマネコを車で轢いてしまった場合、どういった行動をとれば良いのか、万が一罪に問われることがあるのか否か、分かりやすく伝わるような動画です。
では、実際に事故が起きてしまった場合、どうすれば良いのか改めておさらいしましょう。
まず、ヤマネコを轢いてしまった、若しくは轢かれたヤマネコを発見した場合は、車を安全な位置に停車して
ヤマネコ緊急ダイヤル0920-84-5577(はよ-ここならせならせ)にご連絡ください。24時間対応で聞き取った情報をもとに職員が現場に駆けつけます。
誤って轢いてしまっても罪に問われることはありません。
迅速な通報によりヤマネコの命が助かる可能性もあります。
▲プロのカメラマンのアドバイスのもと撮影する高校生
撮影の後はみんなでヤマネコ看板周辺の除草を行いました!車道を走る車から見えるように広い範囲をきれいにします。
▲夏のあいだに勢いが増した植物たちも、高校生の若い力であっという間にすっきりきれいになりました!
動画が完成するのが楽しみです。高校生の皆さん、ありがとうございました!
阿蘇くじゅう国立公園管理事務所の姥原です。
朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑い阿蘇です。
先日、9月1日(火)、阿蘇山中岳火口広場の立入規制が約1年半ぶりに解除されました!
長らく近づけなかったため、一部の遊歩道や看板が土砂や灰が積もりひどい状態でした。心地よく見学してもらうため、阿蘇地区パークボランティアと清掃活動を行いました。
(パークボランティアとは国立公園の美化作業や自然解説活動などを行うボランティア団体です)
中岳火口の最新情報はこちらから
http://www.aso.ne.jp/~volcano/
▲久々に間近で火口を見ました。
▲立入禁止看板に火山灰がこびりつき、全く見えません。
▲スポンジでこすると少しずつ文字が浮き上がってきました。
▲大きな看板は時間がかかりました。
▲砂千里ヶ浜の遊歩道にたまった砂を数十メートルに渡って掻き出しました。かなりの肉体労働です。
▲仕上げは箒で掃きます。
▲作業前
▲作業後。心地よく利用できるようになりました。
パークボランティアの会の皆さま、ありがとうございました!
風が強く、火山灰が口や目に入り、ジャリジャリになりました。肉体労働でしたが、砂千里ヶ浜や火口を眺めながらの作業はとても気持ちが良いものでした。
普段見ることのできない火口を間近で見学でき、地球の雄大さを体感できる素晴らしい場所です。この機会に是非見に来てください。
阿蘇火山について、詳しく知りたい方は、阿蘇火山博物館に立ち寄ってみてくださいね。
詳しくは↓
http://www.asomuse.jp/