九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
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10月下旬に九州最高峰の宮之浦岳(標高1936m、日本百名山の1つ)へ巡視に行ってきました。今回の巡視の中での作業は、モニタリング定点撮影と、携帯トイレブースの簡易補修、台風等による登山道荒廃箇所の調査でした。
モニタリング定点撮影とは山頂部や、展望所、湿地など特徴的な植生の見られる場所で実施している調査です。毎年同じ場所で撮りためたデータから植生や地形などの変化を見ていくことができるので、大切な作業です。
翁岳の鞍部に設置された携帯トイレブースでは10月に屋久島を通過した台風24号により、トイレの固定用ワイヤ―が外れてしまったため、ハンマーで固定杭を打ちなおす作業を行いました。
淀川登山口での朝の気温は約4度とかなり冷え込んでいましたが、日中は半袖シャツで過ごせるほどの陽気。寒すぎず、暑すぎず、快適な登山日和での作業となりました。
▲宮之浦岳登山道から眺めた永田岳方面。
▲投石岳付近のコケ群落はきれいに赤く発色していました。こんな紅葉もいいですね。(おそらくヤクシマゴケの群落)
▲台風等の雨水による土壌流出箇所の調査。1回の大雨で1m近く掘れてしまうこともあります。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園、奄美群島国立公園があります。
10月下旬に九州最高峰の宮之浦岳(標高1936m、日本百名山の1つ)へ巡視に行ってきました。今回の巡視の中での作業は、モニタリング定点撮影と、携帯トイレブースの簡易補修、台風等による登山道荒廃箇所の調査でした。
モニタリング定点撮影とは山頂部や、展望所、湿地など特徴的な植生の見られる場所で実施している調査です。毎年同じ場所で撮りためたデータから植生や地形などの変化を見ていくことができるので、大切な作業です。
翁岳の鞍部に設置された携帯トイレブースでは10月に屋久島を通過した台風24号により、トイレの固定用ワイヤ―が外れてしまったため、ハンマーで固定杭を打ちなおす作業を行いました。
淀川登山口での朝の気温は約4度とかなり冷え込んでいましたが、日中は半袖シャツで過ごせるほどの陽気。寒すぎず、暑すぎず、快適な登山日和での作業となりました。
▲宮之浦岳登山道から眺めた永田岳方面。
▲投石岳付近のコケ群落はきれいに赤く発色していました。こんな紅葉もいいですね。(おそらくヤクシマゴケの群落)
▲台風等の雨水による土壌流出箇所の調査。1回の大雨で1m近く掘れてしまうこともあります。